2021年2月より国際がんゲノムプロジェクトICGC-ARGOに、広範な固形がんの患者を対象とした全国がん遺伝子診断ネットワーク「MONSTAR-SCREEN」が参加いたしました。
ICGC-ARGOは、100,000症例のがんのゲノムデータを集積し、かつ同時に豊富な臨床情報とともに解析を行うことによって、がん撲滅に向けた重要かつ未解決の課題に取り組む国際的プロジェクトです。集積したデータを迅速かつ信頼性の高い方法で世界の共同研究グループ全体に共有することで、がんの原因と制御に関する研究を加速していきます。本プロジェクトに、高品質な大規模データを所有するMONSTAR-SCREENが参加することにより、国際的データベースの構築への貢献と、患者さんに届くがんゲノム医療の発展に資することが期待されます。
また、高品質な大規模データを所有するMONSTAR-SCREENが参加することにより、国際的データベースの構築への貢献と、患者さんに届くがんゲノム医療の発展に資することが期待されます。
MONSTAR-SCREEN研究代表者の吉野孝之(東病院 消化管内科長)がICGC-ARGOの中枢を担うExecutive boardのメンバーに日本人で初めて選出されました。
国立がん研究研究センターのリリース(クリックすると外部サイトにリンクします)
ICGC-ARGOホームページ(クリックすると外部サイトにリンクします)