当社団代表理事の吉野孝之の研究グループが、SCRUM‐Japan GOZILAプロジェクトにおいて、4000人超の大規模研究から、リキッドバイオプシーの結果と治療効果を調べ、がん個別化医療による生存期間の延長が確認されました。本研究成果は、「NatureMedicine」(ロンドン時間2024年9月15日10時付)で発表されました。
本プロジェクトでは、24%の患者さんがリキッドバイオプシーの結果に基づいて、その患者さんにあった標的治療をうけることができ、リキッドバイオプシーの結果に基づいて、標的治療を受けた患者さんはそうでない患者さんと比べて生存期間が約2倍長くなることが明らかになりました。
本研究成果により、リキッドバイオプシーを用いたがんの個別化治療が患者さんの生存期間を延ばすのに役立つことが科学的に示唆されました。
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https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2024/0917_2/index.html